「桃尻語訳・枕草子」橋本治の感想

あちこちで説明されてますが、「枕草子」を全て「ギャル語」で訳してあり、
女子高生が、ぺちゃくちゃと喋っているような感じ古文嫌いでもスラスラ読めるというものです。

そんな売り文句に興味をそそられ、何年か前に購入して、最近読み終えました♪

なぜ、そんなに長く読まずに放置していたのか

最初こそ、その口調が面白かったのですが、途中まで読んで飽きてしまったからです・・・

その原因として、ギャル語が反対に読みづらく、内容がわかりづらい

普通に訳せば、もっと短く伝えられるものを、
ギャル語➡普通の言葉に変換しなくてはならず、2度手間で面倒くさい

「春はあけぼの」→「春ってば、あけぼのよぉ!」だとか、

「ある日、中宮定子のもとに隆家が訪れます」
→ 「ちょっと聞いてよぉ~!中宮定子のところにさぁ~!隆家がやって来ちゃったのよお!」

ってな感じで、軽い文体で訳してくれているのは良いけれど、長くてクドイ・・・

だから、長年放置していたのですが、

これには読み方にコツがあるのです

内容を深く理解しようとしてはダメ 考えすぎると読むのが遅くなって進まない!
(どうせ平安時代の事なんて正しくイメージできるわけはなく、読んでもすぐ忘れるよ)

指でスラスラなぞるように読んで行けば、なんとなく風景がイメージできる

売り文句の通り、だんだん彼女(当時の清少納言)の性格や、宮仕えしている彼女が見ている背景が伝わってくるようになるのです


1000年も前は、日本人って男女ともラテン系みたいに性に奔放だったんだな、と。

男社会によって、御簾の中に閉じ込められていた平安の姫君たち(ほとんどイスラムの女)は、
勝気なキャリアウーマンも、ギャルもいたんだなと。


1000年も前から、案外、人って変わってないな~と思ったね。 















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